忙しくてもペットを飼いたいと思いませか?
仕事や家事が忙しくてペットを飼いたくても時間とお金に余裕がない人が多いと思います。
実は、少しの時間かつ低コストで飼えるペットがいます。それが爬虫類です!
なぜなら、爬虫類のお世話はとても楽で、
私は週5,6日の1日平均12時間勤務で手取月30万以下、ワンルーム生活で、現在爬虫類をメインに約20匹の生き物を飼育していますが、時間にも余裕があり大好きな生き物に囲まれ充実した日々を送っております。
この記事では、時間やお金に余裕がなくても飼育できるペット、爬虫類の魅力について語っていきます。(この記事は広告を含みます。)
爬虫類は世話が少なく、誰でも簡単に飼えてしまうことからとても人気なペットです。
↑フトアゴヒゲトカゲ
そもそも爬虫類とは?
ヘビ、トカゲ、カメなど、体の表面がウロコで覆われた変温動物の仲間です。
変温動物とは、体温調節能力がなく外の温度によって体温が変化する動物です。
- メリット…体温維持にエネルギーを消費しないため、食料不足への適応力が高い。
- デメリット…外界の温度変化に対する適応力が低い。
爬虫類の魅力について
お世話が楽
お世話は給餌、飲み水の交換、温度管理、湿度管理、排泄物の処理です。
給餌(餌やり)
種類にもよりますが基本的に週2〜3回程度で大人のヘビだと月1回で十分な種類もいます。むしろ餌の与え過ぎは肥満の原因にもなります。餌は大きく分けて4種類です。
- マウス…ヘビの主食です。冷凍マウスが主流でとても楽です。
- 虫…トカゲ、ヤモリ、カメレオンの主食です。主にコオロギが使われ、活き餌(生きた餌)の管理は少し面倒ですが冷凍コオロギも販売しております。ただカルシウムが足りないのでカルシウムパウダーをかけてあげる必要があります。
- 野菜…リクガメや大人のイグアナの主食です。少し高価ですが管理は楽です。虫と同様にカルシウムパウダーをかける必要があります。
- 人工飼料…トカゲ、ヤモリ、カメは人工飼料を食べる個体も結構います。食べてくれると栄養バランスも取れとても楽です。マウスや虫を扱うのが苦手な方は、人工飼料も食べてくれる生体も結構いますので、餌について購入前に、店員さんに沢山質問することをオススメします。
飲み水の交換
飲み水の交換頻度ですが、毎日交換するのが好ましいが、2〜3日交換を怠った程度では水は腐らないでしょう。水道水には塩素が含まれており菌の繁殖が抑制されるため、飲み水はミネラルウォーターより水道水をオススメします。
温度管理
爬虫類は気温の変化に敏感なので、温度管理はとても重要です。ほとんどは25〜30度辺りが適温とされており、種類や飼育ケージに合ったヒーターが多数販売されています。温度管理と聞くと難しいように感じるかもしれませんが、ヒーターを設置するだけなので、日々のお世話としてはケージ内に温度計を置いて確認するだけで十分です。ただ種類によっても好む温度が多少変わりますのでご注意ください。
湿度管理
フトアゴヒゲトカゲのように乾燥を好む種類もいますが、多湿を好む種類も多く、その場合は霧吹きで湿度を上げるのが一般的です。湿度40〜60%を好む種類が多く、霧吹きはできれば1日1〜2回が理想ですが、ウェットシェルター(湿度を保つ隠れ家)をおけば、2、3日家を空けていても大丈夫です。ケージ内に湿度計があれば便利です。
排泄物の処理
排泄等で床材が汚れるので、その都度清掃してあげる必要があります。おすすめはペットシーツとヤシガラです。爬虫類は排泄の頻度が少ないので清掃の頻度も週1、2回程で済みます。
- ペットシーツ…乾燥を好む種類にオススメ。汚れたら交換するだけなので清掃も楽です。
- ヤシガラ…乾燥から多湿どちらにもオススメです。汚れた箇所をスプーン等で取り除き、月に1度一斉交換するのが良いです。
低コスト
餌代は月1,000円くらいで済む種類がほとんどです。ヘビ(コーンスネーク)を例にだすと、
- 成長期で週2回(冷凍マウスを1,2匹)
- 大人だと週1回(冷凍マウスを1,2匹)
次に電気代ですが、保温ヒーターも高くて月1000円くらいで、ヘビやレオパードゲッコーなどによく使われるパネルヒーターだと月300円以下の物が多いです。
昼行性の爬虫類(トカゲ、カメ、カメレオン、、、)に使う紫外線ライトは月500円ほどです。
余裕を持っても月3,000円あれば大体の爬虫類は飼育できます。
↑ボールパイソン(アルビノ)
ほぼ無音and無臭
爬虫類はほとんど動かないのでかなり静かです。ヘビは本当に無音です。
その為マンション住まいの方も安心して飼育できます。
意外かもしれませんが、臭いに関してもほぼ無臭です。
爬虫類の体自体は無臭で毛がないため、フンが体につくこともほとんどないので臭くなりません。フンは流石に臭います。
小スペースで飼育可能
多くの爬虫類はワンルームでも十分飼えます。
メジャーな種類だと、、、
- 30cm×30cm(底面積)…クレステッドゲッコー、ガーゴイルゲッコー等
- 40cm×30cm…レオパードゲッコー、シシバナヘビ等
- 60cm×45cm…コーンスネーク、カリフォルニアキングスネーク等
- 90cm×45cm…フトアゴヒゲトカゲ、ボールパイソン等
種類が豊富
上記の種類はほんの一部でここでは挙げきれないほど沢山の種類がいて、現生の爬虫類は6,000種以上でそのほとんどがペットとして流通しております。
怖いなどのマイナスイメージを持たれることもしばしばある爬虫類ですが、よく見るとドラゴンを連想させるようなカッコいい種類や、真ん丸な目でかわいい子、全身グリーンの美しいものも沢山います。
まとめ
お世話の点で気を付けるポイントもいくつかありましたが、いざやってみると、初めてでも簡単に飼えてしまい、日々のお世話も10分もかからないのがほとんどですので、お仕事や家事などで忙しい方でも飼育は可能です。
注意点としては、ほとんどの爬虫類は飼育が容易ですが、中には飼育が難しい種類もいますので、購入を検討する際はその種類についてショップの店員さんに沢山質問してみてください。
爬虫類ショップも意外と沢山あり、イベントも頻繁に開催しておりますので、是非皆さんも行ってみて、爬虫類の魅力に触れてみてください。
コメント