[爬虫類の加温方法について]数あるヒーターの電気代や特徴をご紹介!寒い冬を乗り越えましょう!

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夏が終わり少しずつ涼しくなり、恐らくあっという間に寒い冬が来ると思います。

爬虫類飼育者にとっては自分より爬虫類の心配が勝ちます。

今回は真冬を乗り越えるための加温方法についてまとめました。

またエアコンを使わない加温方法も紹介しております。

この記事でわかること

  • 基本的な加温方法
  • 保温器具それぞれの電気代と特徴

(この記事には広告を含みます)

基本的な加温方法

加温で大事なのは空間温度です。

パネルヒーターのように一部分が暖かくても空間が冷たいと爬虫類は体調を崩してしまいます。

空間温度を上げるにはエアコン、暖突、保温球が適しており、パネルヒーターはあくまでサポーターでホットスポットを作るようとして使用するのが良いです。

ただエアコンと暖突は使いやすいが、

保温球はかなり温度が上がり40度に達することがあるため使用にはより注意が必要です。

爬虫類は暑いところが好きなイメージがありますが、思ったよりも暑さに弱く、ほとんどの種類は40度を超えるとすぐに死んでしまいます。

保温器具のそれぞれの特徴

パネルヒーター

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[月々の電気代]

100〜300円。

かなり安くて使いやすいです。

[特徴]

ホットスポットとしては優秀で、空間温度+4〜10度くらいが期待できます。

パネル自体が結構大きいため広範囲で温めてくれます。

ですが、ヒーター全般に言えることですが、ケージの床面積一杯に敷くと生体が涼む場所がなくなるため、3分の1以下の範囲にしましょう。

エアコン(暖房)

[月々の電気代]

9000円前後。一見高いですが、飼育匹数が多くても値段が変わらないのが魅力的です。

[特徴]

26度近くを維持するのには最適。

温度管理が楽で特に多頭飼いだと一括で管理できてしまうのでかなりオススメです。

加えて私たち人間も温めてくれるので一石二鳥です。

暖突

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[月々の電気代]

200〜600円。

暖突本体は結構高いが電気代が安いのが魅力的です。

[特徴]

広い範囲で加温してくれ空間温度+3〜8度くらいになります。エアコンの代わりになるが、真冬はやや厳しい。

ケージ内上部に付けるので、樹上性の爬虫類に最適です。

ケージによっては取り付けられなかったり、付け辛いですが、それ以外はかなり扱いやすいです。

暖突本体が熱くなりすぎることもないので、生体が直接触れても安全です。

保温球

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[月々の電気代]

1000〜2000円

高いですが、保温力は高いです。

[特徴]

保温球直下は40度を超えることがあり、ホットスポットとしてはもちろんのこと、空間温度もかなり上げてくれるので冬でも大活躍します。

注意点としては、温度の上がり過ぎてしまうことと、保温球自体がかなり熱くなるので生体が触れてしまうと火傷をしてしまうため危険です。

具体的な加温方法

ここでは多くの爬虫類が好む温度

[空間温度(ケージ内)]25〜28度

[ホットスポット]28〜32度

を再現すると仮定します。

エアコン不使用の場合

暖突+パネルヒーターoror保温球を使った加温方法

エアコンの代わりに暖突を使い空間温度を上げ25度以上にします。

パネルヒーターで足りない温度を補い、30度前後ホットスポットを作りましょう。

この方法では室温が低すぎると加温が足りない場合があるので、その際はパネルヒーターの代わりに保温球を使うことでかなり温度が上昇するので、

[空間温度]25〜28度

[ホットスポット]28〜32度

の環境を再現できるかと思います。

保温球のみ

室温が15度以上なら、保温球のみで十分な環境を作ることもできます。

この場合、保温球がホットスポットとなり保温球に近づけば近づくほど空間温度が高い環境を作りたいので、流木や石で高低差を出して温度勾配を作りましょう。

エアコンを使用する場合

エアコン+爬虫類用ヒーター

多頭飼いの場合はエアコン一括管理の方が楽で場合によっては安いです。

エアコンで室温を26度にし、ホットスポットとしてヒーターを使います。

この時のヒーターは上記のヒーターなんでも可能なので、その生体にあったものを用意しましょう。

年中同じ環境を再現することも容易で、飼育者も年中快適に過ごせるためかなりオススメです。

注意点としては、万が一エアコンが故障してしまった場合にこの方法が破綻するかもしれないということです。

まとめ

以上が爬虫類の加温方法についてです。

他にも色んなヒーターがありますが、使い方としては大体同じような感じになってきます。

重要なのは、空間温度+ホットスポットです。

なるべく温度勾配を作り生体がその時々で快適な場所を選べるようにしてあげましょう。

そのためにはなるべく大きなケージも必要だったりするので、環境作りに関しては書き出すと切りがありません。

ここでは加温方法にだけスポットライトを当てて紹介させていただきました。

今年の冬も寒いと思いますので、爬虫類と共に寒さを乗り越えましょう!

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