[ジャンセンラットスネークについて]象牙色から黒のグラデーションが美しい樹上性ヘビ、ジャンセンラットスネークの特徴や飼育方法を紹介

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ジャンセンラットの紹介

ややマイナーな樹上性ヘビでヤンセンナメラとも呼ばれています。

マイナーな割には爬虫類イベント等ではちょくちょく目にする機会もあり、クセの強い種類が多い樹上性ヘビの中では比較的飼育もしやすく、丈夫なヘビです。

また顔・姿・柄すべてが特徴的で他のヘビにはない魅力が詰まったヘビかと思います。

ちなみに私の最も好きなヘビでもあるため激推ししたい気持ちが山々なのですが、不必要に私情を挟まず情報をお伝えできたらと思います笑

この記事でわかること

ジャンセンラットスネークの特徴

ジャンセンラットスネークの飼育方法

(この記事には広告を含みます。)

ジャンセンラットスネークとは?

生息地

インドネシア(スラウェシ島、スラヤール島、ブトゥン島、カバエナ島など )

熱帯性気候で、平均気温は25〜28度。

1年通して暑い国で生息しています。

形態

体長

1.6〜2.0m

特徴

幼蛇時は緑褐色、成蛇になると体前半は象牙色、後半から黒色になります。

象牙色→黒への色の移り方

黒色の範囲

がそれぞれ個体差があります。

また体前半の色が象牙色ではなく黄土色やシルバーの個体もいて意外とコレクション性高いです。

モルフ

  • [ノーマル]体前半が象牙色、黄土色、銀色
  • [ザンティック]体前半が薄い黄色
  • [黒化個体]サラヤル島の個体で全身が真っ黒
  • [リューシスティック]白化個体。本でしか見たことがありません。

生態

神経質で動きも早く噛み付いてくる個体が多いですが、好戦的ということはなく逃げていくことがほとんどです。

神経質なヘビには珍しく餌食いが良く、ピンセットから食べなくても、置餌で食べてくれることが多いです。

また威嚇時に喉を膨らまします。

ナミヘビにはこの様な威嚇方法をとる種は多くいるが、ジャンセンラットスネークは体が縦長で太いため威嚇時の喉がより際立つため迫力があります。

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寿命

ワイルド個体(野生個体)がほとんどなためはっきりした情報がないですが、12年以上と言われております。

ジャンセンラットスネークの飼育環境

必要なもの

ケージ

横幅60〜90cm

高さ45〜60cm

床面積はトグロを巻いた大きさ×3〜4

ジャンセンラットスネークは体も大きく、結構活発な種類ですのでなるべく大きなケージでの飼育がオススメです。

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水入れ

なるべく全身がつかれる水入れを用意しましょう。

水は飲水、温度・湿度調整にも使います。

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床材

ヤシガラが臭いも少なく、湿度を保つことができてオススメです。

湿度を保つことで脱皮不全を防ぎます。

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登り木

樹上性なので、大きめの登り木を用意しましょう。

神経質なのでなるべく木を茂らせて身を隠せるようにすると落ち着きます。

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ライト

特に必要はないですが、昼行性ヘビなので紫外線ライトがあるとより状態が良くなると言われています。

餌食いが良くない時などに使うと良いかもしれません。

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日々のメンテナンス

餌は冷凍マウスを与えましょう。

[幼体]3~4日に1匹

[成蛇]1週間に1匹

餌のサイズはヘビの一番太い胴の幅くらいが目安です。

樹上性ヘビには珍しくほとんどの個体がマウスに餌付いてくれます。

※餌の与えすぎは肥満の原因になるため注意しましょう。

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水換え

3日に1度の交換でも大丈夫かと思いますが、なるべく毎日交換してあげましょう。

水はミネラルウォーターより水道水の方が腐りにくいためおすすめです。特に旅行などで家を離れる際は、水道水にしましょう。

温度管理

[ホットスポット]30〜32度

[その他]26〜28度

ホットスポットを用意し、部屋全体は人が半袖半ズボンで丁度いいくらいの気温が良いです。

35度を超えると危険ですので高温には注意しましょう。

サーモスタットを用意すれば、ヒーターによる温度上がりすぎを防げます。

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湿度管理

湿度は60%前後

なるべく每日霧吹きし、湿度を保ちましょう。

全体ではなくケージ半分くらいを湿らせるとヘビの好みに合わせやすいかと思います。

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掃除

排泄した箇所をスプーン等で取り除けば大丈夫です。床材の交換は一月に1回くらいで大丈夫です。

床材をヤシガラをメインにハイドロボール、ピートモス混ぜ厚めに敷き、ケージ内にトビムシを放てば、トビムシが排泄物を分解してくれるため、1年程そのままでも問題ないと言われております。

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ジャンセンラットスネークを購入の際

値段

[ノーマル]5〜7万円

[ザンティック]10万円前後

[黒化個体]10万以上

[リューシスティック]本でしか見たことがなく、ネットでも情報がないため不明

入手場所

大きい爬虫類ショップだと稀に販売されています。

爬虫類イベントだとちょくちょく見かけることがあります。

丈夫な個体が多いですが、ワイルド個体がほとんどで餌食いや状態が悪い可能性がありますので、購入の際は店員さんに沢山質問し不安要素を取り除いてからお迎えしましょう。

 

まとめ

ジャンセンラットスネークを飼育する際は、

なるべく大きいケージに登り木を入れて飼育しましょう。

水はなるべく毎日替えてあげましょう。

ケージ内の温度は26〜28度、ホットスポットは30〜32度。

湿度は60%前後を維持しましょう。

ジャンセンラットスネークは、そこまで人気なヘビではありませんが、特徴的な見た目で飼育していてとても楽しく、美しいヘビです。

樹上性ナミヘビには珍しく丈夫で太さもあり、独特なカラーリングは唯一無二のヘビではないかと思っております。

いつでも見つかるヘビではありませんので、見つけた際は是非飼育に挑戦してみてください!

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