餌昆虫について
今回はトカゲ、ヤモリ、カエル等の餌用の昆虫(餌昆虫)についてです。
活き餌とも言ったりします。
正直のところ、昆虫の種類によってはカエル1匹飼うより飼育が大変だったりします。
ですので、ここではなるべく楽に餌昆虫を飼育し、より快適に爬虫類や両生類のお世話を楽しめたらと思い、オススメの餌昆虫を私の独断と偏見で紹介していきたいと思います!
私が今まで飼育した餌昆虫は
- コオロギ
- デュビア
- レッドローチ
- ミルワーム
この中ではダントツでレッドローチが楽でした。
それ以外の3種の飼育は半年以内で断念してしまい、唯一続いているのがレッドローチです。
この記事でわかること
- メジャーな餌昆虫の長所と短所
- レッドローチの飼育方法
この記事には広告を含みます。
メジャーな餌昆虫の長所と短所
コオロギ
長所
- 栄養バランスが良く主食とてし優秀。
- 専用フードも高くないのでコストもそれほどかかりません。
- 飛び跳ねて動き、土に潜ることもないので爬虫類が見つけやすい。
短所
- オスの鳴き声がかなりうるさい。
- ぴょんぴょん飛び跳ねて、ケージを開けるとすぐに外に出てきて捕まえるのが大変です。
- 幼体のサイズだとケージの小さな隙間からも脱走します。
- 通気性や湿度にうるさく、通気性が悪いなど、多湿だとすぐに死んでしまいます。
- 匂いはそこまで強くないですが、死んでしまう個体が多く、死体の匂いが結構臭いです。
- 噛み付くことがあるので爬虫類を傷つける可能性がある。
デュビア
長所
- 栄養バランスが良く主食として優秀。
- 雑食なので、料理に使った野菜の余りなどをあげるとコスト削減できます。
- 成虫がかなり大きいので捕まえやすく、爬虫類に与える量も1,2匹で済むので給餌の時に楽です。
短所
- 土に潜る性質があるので爬虫類が見つける前に潜って隠れてしまうことがあります。
- 夜中にカサカサとうるさい。
- オスは後尾をするとすぐに死んでしまうので、その死体の匂いが臭く、処理が大変です。
レッドローチ
長所
- 栄養バランスが良く主食として優秀。
- 丈夫なのでなかなか死なない。
- 土に潜ることがないので爬虫類が見つけやすい。
- 雑食なので、料理に使った野菜の余りなどをあげるとコスト削減できます。
短所
- デュビアより動きが早いのでピンセットで捕まえるのに手こずる。
- 金属のような独特な匂いがする。
ミルワーム
長所
- ほぼ無臭。
- レオパードゲッコーの食い付きが良い。
- 幼虫(ミルワーム)→サナギ→成虫(ゴミムシダマシ)の過程を楽しめる。
短所
- 栄養価が脂質に偏っているため、主食にはやや向かない。
- 幼虫がサナギを食べてしまうことがあるので、幼虫、サナギ、成虫とケージを分けていかなければいけないのが面倒。
レッドローチが1番楽な理由
丈夫でなかなか死なないので、飼育がかなり楽です。
コオロギやデュビアは何かと死体が増え、放っておくと腐敗臭がしてかなり匂います。
その死体の処理が大変面倒です。
そのため丈夫であることはかなり優秀です。
乾燥を好むとされていますが、そこまで湿度にもうるさくなく、土で飼育していますが今のところ問題なく繁殖しています。
レッドローチの飼育方法
必要なもの
通気性の高いプラケース
多湿を避けるため通気性の高いケージを選びましょう。
床材
床材はピートモスだとフンなど匂いも少ないです。
隠れ家
卵パックを使うところが多いです。
私は鉢植えネットを丸めて結束バンドでとめたものを隠れ家として使用しています。
隠れ家があると繁殖が早いです。
水入れ
小さいもので大丈夫です。
私は木製のスプーンを水入れとしてつかってます。
これだと1日程で丁度水が蒸発するのでいちいち水入れを洗う手間を省けます。
日々のお世話
給餌
週一程度で野菜の切れ端などを与えましょう。
小松菜が与えやすくてオススメです。
水やり
1〜2日に1回水入れに水を入れてあげましょう。
まとめ
今回はレッドローチをメインに爬虫類や両生類の餌昆虫について紹介させていただきました。
活き餌は餌として大変優秀で、冷凍昆虫や人工フードに餌付かない爬虫類でも食べてくれることがあります。
また口元に持っていく必要もなく、ケージに投げ入れるだけで給餌が完結しますし、何より爬虫類達の狩を見れるのは最高です。
ただ虫が苦手で飼育を懸念されてる方も少ないかと思います。
見た目はザ・ゴキブリですが、レッドローチはかなり飼育が楽なのでオススメです。
爬虫類達の食いつきもいいです。
餌昆虫の飼育が可能だと、飼える爬虫類や両生類の幅が一気に広がりますので、もし機会がありましたら挑戦してみてください!
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