爬虫類を飼ってみたいが、お世話が難しそう…死なせてしまったらどうしよぉ…と不安であと一歩がでない方いませんか?
ヘビは、餌、ケージ、掃除、温度管理…どれをとっても断トツで楽です。
私は週5,6日の1日平均12時間勤務で手取月30万以下、ワンルーム生活で、現在20匹近くの生き物を飼育していますが、時間にも余裕があります。
その理由が過半数がヘビで、ヘビの飼育が容易だからです。
この記事では、爬虫類の中でも特に飼育がしやすい仲間、ヘビの魅力について紹介します。(この記事は広告を含みます。)
一般的に飼育が容易とされてる爬虫類の中でも、特にヘビは飼育が楽!
WWF の「日本のエキゾチックペット取引」によると、爬虫類の輸入額は、香港、アメリカ、 中国に次いで日本は4位となっており、
全国に爬虫類ショップがあり爬虫類イベントも頻繁に開催されるほど日本で爬虫類は人気となっております。
私もよくショップやイベントに足を運んでいるが、ヘビをメインに販売されているショップさんが明らかに多く、その点からも特にヘビは管理がし易い→飼育が楽→人気が高い。と言うことがわかります。
ヘビの魅力について
適した環境を作りやすい、寿命も長い
温度25〜30,湿度40〜60%が適している種類が多く、日本の環境下で人工的に再現するのは容易です。ただ40度を超える簡単に死んでしまう種類がほとんどですので、夏は注意しましょう。寿命も10年以上のものが多くパートナーとしても最適です。
餌の管理
餌は冷凍マウスがほとんどです。たまにヤモリやムカデを主食としている変態ヘビと呼ばれる種類もいますが、それらを除けば、マウスは完全栄養食と言われており、ほとんどのヘビが一生を冷凍マウスのみ健康的に生きること可能です。(ご購入の際は必ずショップ店員さんに冷凍マウスを食べているか確認しましょう)ヘビは野生化でも動物の死体を食う修正があるため、活餌(生きた餌)を必要としないのがほとんどです。冷凍マウスは冷凍庫で保管し、給餌の時に解凍するだけなのでとても楽です。最初は抵抗があるかもしれませんが、意外と簡単に慣れる方も多いので、挑戦しがいがあります。また餌の頻度も週1程度で済むのでとても楽です。大人の個体だと月1で充分な種類もいます。
照明・紫外線は必要ない
トカゲや亀のような昼行性の爬虫類は照明・紫外線といったものが必要になりますが、ヘビは夜行性のものが多く必要としません。昼行性のヘビでも照明等が必須という種類は稀です。こういった点も初めての方にオススメです。
排泄の頻度が少なく、掃除が楽
主にペットとして扱われているヘビは、ボア・パイソン科とナミヘビ科の大きく分けて2種類です。
- ボア・パイソン科…排泄の頻度が少なく多くても週1です。
- ナミヘビ科…3日に1回少量で排泄します。
どちらも哺乳類に比べると排泄頻度は少なく世話も楽ですが、掃除はボア・パイソン科の方が圧倒的に楽です。ナミヘビ科も頻度少し多いですが少量ですので、ヤシガラや土で飼育していれば、汚れた箇所を取り除くだけなので楽に掃除できます。ヤシガラは月1程度で全交換するのがオススメです。
ケージは小規模でok!
ヘビのケージサイズは、とぐろを巻いた状態の大きさ×4くらいだと言われており、2mのヘビでも意外と横幅60〜90cmケージで飼えたりします。例えば全長1mトカゲの場合だと、横幅150cmほどのケージを用意しなければいけません。それに比べるとヘビなら小規模で始められるのでオススメです。2mを超えたヘビとなれば迫力も満点で最高ですよ!
↑ホソツラナメラ(グリーン)
拒食(餌を食べない)について
初心者にとってヘビ飼育の最大の壁が拒食かと思います。どんなヘビでも拒食する時はあります。上記の通りヘビは餌をそこまで必要とせず、中には1年間拒食しても健康な個体もいます。慣れてしまえば大した問題ではないのかもしれませんが、原因がわからない以上、特に初心者の方は餌を食べないと言うのは不安でしかありません。私も何度か拒食に悩まされたこともあります。拒食しないための環境づくりも可能ではありますが、100%対処できるものではありませんので、拒食とは縁遠いような餌食いの良い種類・個体を選ぶのもポイントとなってきます。
餌食いの面では、
- カーペットパイソン
- カリフォルニアキングスネーク
- ブラックラットスネーク
はとても優秀で、オススメです。
ただ餌食いが良い→人も餌と勘違いする個体が多く、噛んでくる個体が多いので、初心者にオススメかと言われると難しいところです。
ですが個人的には、噛んでくる=飼育が難しいと思ったこともなく、むしろそういったところにヘビの魅力が詰まってるのではないかと思ってしまいます。
↑カリフォルニアキングスネーク(ストライプ)
まとめ
爬虫類は犬や猫と違い感情が全くわからないので、飼うのは難しいと思われがちですが、意外と飼育しやすい種類も沢山います。その代表がヘビです。ヘビなら飼育で難しい点もほとんどなく、失敗してしまうようなことはほぼないかと思います。
注意点としましては、ヘビは脱走が得意なので、それだけ気をつけましょう。目を離すときは必ずケージが閉まっているか確認しましょう。
その点を除けば、とても容易にペットライフを楽しめるかと思います。流木などを入れてレイアウトすれば部屋もオシャレになり、ヘビも様々な動きを見せてくれます。是非皆さんも刺激的なスネークライフを送ってください。クセになりますよ!
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